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2011/07/05

セミナー「性・HIV 高校生からの投げかけ」参加者感想

こんにちは、まつかわです。


6月24日の中之島哲学コレージュのアンケートを、こすがさんがまとめてくださいました。
ほんの一部ですが、ご紹介しょう。




若い方たちも含めてこのような場で性についてオープンに語り合うのは大変興味深い体験でした。HIVへの理解を通して差別や偏見について、セクシャリティについて、人と人とのよりよい関係性について(対等な関係)などなどたくさんの問題提起をしてくれていると思いました。」

コンドームの正しい使い方は学校の性教育でもあまりくわしく習った記憶がなく、知らないことも多かったので勉強になりました。普段自分がHIVやエイズに対してあまりリアリティを持って考えていなかったのではないか、と、自分の認識の甘さをつきつけられたような気がしました。とてもいい機会だったと思います。」

 
性のことを語る時に妊娠や病気のことはイコールではつながらなくても切っても切れない関係だと思う。ただ、例えば「妊娠」に焦点をあてれば、そこに関係があまりないゲイやレズビアンの人たちはどうなるのか? 多くの人と学ぶことができる場をつくるというテーマをさがすというのはとても難しいなあと感じました」



「セクシャル・ハラスメント運動が性について話すことを難しくしているという逆説が指摘されたことは興味深かった。性が私的かつ公的であることが議論の展開を困難にしているのではないかと思った。」


「るるくOGですが、いろんな場で、いろんな立場の人の話をきける、きけたことが、すごく良かったです。新しい視点や発見がありました。」




その他、「もう少しファシリテーターの方がテーマをしぼってもよかったのかも」というご意見もありました。
うん、やっぱり、そうですよね。
進行役として反省すると同時に、るるくの活動が投げかける問いの多さ、重要さに気づかされました。


今回でた問いを一つずつじっくりみなさんと考えられるような企画を、また考えたいと思います。