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2012/05/10

グリグラ哲学カフェ「なぜ対話することが必要なのか?」

こんにちは、まつかわです。

5月8日(火)、神戸市北区子育て支援センターで開催した哲学カフェの進行をしてきました。
テーマは、「なぜ対話することが必要なのか?」

「一方的に円周率について熱く語る男子高校生とたまに「うん、うん」と相づちをうつ女子高校生のあいだに、対話は成立しているか?」
から始まって、
「会話と対話はどうちがうか?」「対話とは何か?」
「対話が必要なのはどんなとき?」
「話したくないという相手と対話することは可能か?」
「いま、この瞬間、対話は成立しているか?どうしてそのように言えるか?」
といった論点をめぐって話し合いました。



個人的には、例が夫婦の話題ばかりだったのが面白かったです。
(私も油を注いだ張本人なのですが・・・)

夫婦に対話は必要か?(必要だとしたらなぜ?)
夫婦で対話はできるのか?(できない場合どうしたらいい?)

私もパートナーと対話ができず悩むことが多いひとり。
「なぜ必要?」を考えているうちに、「自分が必要と思っても、相手はそうではないかもしれない。相手に対話を押し付けるのはエゴかもしれない」と反省したりもしました。
身近な体験をもとに考えられたおかげで、“話し合って終わり”ではなく、次の日からの行動を変えられるような収穫がありました。


次回のグリグラ哲学カフェは、7月10日(火)です。
テーマはその日、参加者から希望を募って決めます。
お時間のある方はぜひ気軽にお越しください。