シネマ哲学カフェ『オロ』を開催しました。
監督の親族の方も参加されるというびっくり企画になりました。
作品のかるい紹介もありますので、注意してくださいね。
すごーくおもしろい映画で、哲学カフェも盛り上がりました。
チベットから亡命した少年オロ。
その姿を描いたドキュメンタリー。
といえど、虚と実が入り交じった撮り方で、どこまでが演出なのか、境界線がわざとぼかされた作品でした。
……そしてヒマラヤをバックにした絵がとにかく美しい。
オロ:「監督はなんで映画をとってるの?」
監督:(笑いながら)「チベットが好きだからだよ」。
チベットの社会問題、政治的な問題を背景にしながら、監督の優しさが全面に出て、暗さを感じさせない、すばらしい映画でした。
映し出されていたものは、「希望」。
過去でもなく、未来でもない、現在に満ちあふれる希望について。
いろいろなところに話が及びました。
次回は、8/18の予定です。
また、よろしくです。