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2013/09/23

家族サービス

こんにちは、まつかわです。
昨日9月22日は、岡山大学のまちなかキャンパス、城下ステーションで哲学カフェでした。

テーマは「家族サービス」。
岡山大学の岩淵さんは、大学の先生方が休日家族と過ごすことをうれしそうに語っているのをみて、このテーマを思いついたそうです。
私は私で、けっこう日常的にジレンマやもどかしさを感じることの多いテーマで、家族と一緒にドキドキしながら参加しました。

話してみて、他の人が「家族サービス」という言葉からうけるイメージや、自分がこの言葉を使うときの気持ちを言葉にして、再認識できたのが大きな収穫でした。

ただ、「家族とは何か」について十分に吟味しきれなかったのが、ちょっと心残りです。
たとえば、議論の後半にでてきた「本人が家族と思えば、戸籍上の無関係であろうとペットであろうと家族である」という定義や、「家族は、次世代を育てるためのもの」という見解について。色々思うところはあったのですが、今回は流れのなかでタイミングよく拾い上げることができませんでした。これらの見解を提示した人だけでなく、他の人がこの意見をどう思うか、もっとたくさんききたかったなぁ。

難しいテーマでしたが、時間を置いて、再チャレンジしたいです。


さて、城下ステーションの哲学カフェ、次回は10月27日です。
テーマは「譲れないもの」。

岩淵さんと対話の試みがはじめて、来月でちょうど1年。
みなさんでつくりあげていく即興ライブなので、正直、毎回、今日の秋晴れのようにスッキリとはいきません。他の人がみている景色に驚いたり、とまどったりすることもありますが、それも含めて楽しんでいただける方、ご参加お待ちしています。