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2012/10/21

名古屋での哲学カフェ報告

ご無沙汰しております、三浦です。

もう一ヶ月以上も前になりますが、9/18に「クレイグスカフェ」という場所で、「哲学教育の意義とは?」と題する哲学カフェの進行を行ないました。

名古屋大学は中央図書館の入り口のすぐ横に「スタバ」があったりするのですが、クレイグスカフェも名大理学部E館の一階に自然なかたちで収まっていて、そのふつうさにまず驚きました。ここでは「サイエンスカフェ」がよく行なわれているとのことです。




ちょっと勉強会っぽいふうに映るかもしれませんが、両サイドは割と砕けた雰囲気で、「そもそも哲学とはどういう営みなのか」という話から始まり、今回のカフェの宣伝文にあった「哲学を専門としない学生に哲学を教える意義、哲学を専門としない学生が哲学を学ぶ意義」という文章における「二つの哲学の意味の違い」などの点について、一時間半ほど話し合いました。大学のなかということもあって、学生の方が多かったのですが、文学部だけでなく、教育学部や工学部、そして環境学を学んでいる院生の方や職員の方など、名大に縁のあるさまざまな方々が一堂に会するいい機会だったのではないかと思います。

年内にもう一回はここで哲学カフェ(あるいは書評カフェ)をひらくつもりです。