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2011/01/18

グリグラ哲学カフェ「人はどんなときに楽しいと感じるか?」

まつかわです。
今日は朝から、育児サークル〈グリーングラス〉の哲学カフェへいってきました。

北鈴蘭台には、雪がのこっていました。寒い!

参加者は、途中参加もふくめて8名。そのうち、初めて参加する方が1名。
テーマは、「楽しいことをしなさいと言われたけれど、楽しいことをしなきゃと思うと楽しめなくなってしまう」という話題から、「人はどんなときに楽しいと感じるか?」になりました。

始める前から「難しそうなテーマだな」とは思いましたが、やはり難しかったです。

話しているうち何度も「楽しい」じゃなくて「うれしい」や「満足」の話になってしまいました。でも、ある程度持続性をもつ「楽しい」と瞬間的な「うれしい」はちがうし、結果に「満足」したからといってそのプロセスが「楽しい」とは限らない。
さらには、「あ、いまテーマから脱線したのが楽しかった!」なんて声がでる始末。

そのうち、そのつかみどころのなさが、「楽しい」の特徴ではないかとも思えてきました。
出来映えや満足などの結果、義務や責任感にとらわれたとたん消えてしまうもの。
なのに、「楽しむこと」自体を第一目的にしたとたん、見えなくなってしまう凹みのようなもの。
それが、「うれしい」とも「満足」ともちがう「楽しい」の特徴かもしれない。

「気になること、一番大事なことから外れることが楽しい」
「楽しいことをしなきゃとおもうと楽しめないけど、子どものためにと出かけた先で自分も楽しめることがある」
そんな話に耳を傾けながら、初めて「『楽しい』という凹み」に思いをめぐらした1時間半でした。



以前はインスタントでしたが、
メンバーのご好意により
コーヒーがレベルアップしました。