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2013/03/31

4/4 そうそうカフェ「『棺桶』とは何か。」

こんにちは、まつかわです。
賛助会員の大竹さんより「そうそうカフェ」開催のお知らせをいただきました。
葬儀について考える興味深い試みです。
事前申込制です。参加をご希望の方はお申し込みをお忘れなく。

  *   *   *   *

<主催>
そうそうカフェ

<テーマ>
「棺桶」とは何か。

<案内文>
棺桶がどういう物かは、誰もがご存じでしょう。
しかし、これを言葉に出していうことは憚られがちです。
また、私たちの身体はいつかこの中に納められますが、そのことに向き合う機会は滅
多にありません。
そこで、対話を通じて、棺桶について考えてみたいと思います。関心がおありの方、
お気軽にお申込みください。

<開催日時>2013年4月4日(木)19:00~21:00

<場所>
エコフィン・ラボ(東京都港区西麻布2-26-5、Tel;03-6861-3355)

<申込方法>
氏名、所属、電話番号をメールでお知らせ下さい。
(定員制のため、満席の場合はご容赦願います)

<申込先>
E-mail;sousou_cafe★yahoo.co.jp (担当;大竹)
 ※★を@に置き換えてご送信ください。

2013/03/29

4/27 むこのそう哲学カフェ「あなたは だれ?」

こんにちは、松川です。
武庫之荘哲学カフェより、次回開催のお知らせが届きました。


不思議なテーマですね。
ふだんよく尋ねられることなのに、案内文をみると色んなことが考えられそうです。

こちらのブログには、前回(3/17「贈る言葉」)の報告も掲載されています。
関心のある方はどうぞご覧ください。

2013/03/27

4/5 小金井哲学カフェ「大人の事情」


こんにちは、まつかわです。
小金井哲学カフェより次回開催のお知らせが届きました。


日時:4/5(金)19:00-21:00

テーマ:「大人の事情」

場所:カフェ broom & bloom(http://www.yadocarism.com/cafe.html
   東京都小金井市前原町3-40-20-106

料金:無料(カフェで飲み物などのオーダーをお願いします)

主催:小金井哲学カフェ(さどはら)


参加をご希望の方は、小金井哲学カフェのサイトのこちらよりお申し込みください。



2013/03/25

安心ってなに?

こんにちは、まつかわです。
3月24日(日)は、岡山の城下ステーションで哲学カフェでした。
「安心ってなに?」というテーマに、9名の参加者が集まりました。

このテーマを思いついたのには、ちょっとしたきっかけがありました。
こんなシンポジウムです。



被災地を訪問した留学生の報告と自治体の人の話をきくことができたのですが、そこで、岡山の人には「岡山は災害が少ないから安全・安心」と言う人が多いということ、しかし一方ではそう思わない人もいて岡山市でも防災関連の予算が増えたことをきき、いろんな人に「安心」についての考えをきいてみたいと思いました。

哲学カフェでは、震災の話題をはじめ、海外から帰ってきたらほっとする、防犯灯や看板をみるとかえって安心感が減る、といった体験を語りながら、「安全と安心はどうちがうのか、どのような関係にあるのか」、「孤独だと不安になるのはなぜか」、「ひとそれぞれ安心に必要なものは異なる(障害や妊娠、病気などの状況によっても異なるし、同じ状況でも人によって異なる)」・・・といった点をめぐって、まったり話し合いました。ちょうど前日に発表された最新版のハザードマップを持ってきてくださった方もいました。

個人的に面白かったのは、「安心」と「安全」のちがいと関係をめぐる議論です。
最初の30分くらいは、「安全がないと安心はない」「安全だから安心する」という意見に反対する人はいませんでした。が、「防犯灯がついていると、かえって『ここってそんなに危険なの?』と不安になる」という話をきっかけに、「それは、安心を犠牲にして安全を守っていることになる。危機感をもってもらうことが、かえって安全につながることもあるのでは」という指摘がされました。できれば安心して暮らしたい。けど、その気持ちがかえって危険な環境をつくり出してしまうこともある。
「岡山は災害が少ないから安全・安心」という言葉に対する不安の正体がわかって、スッキリしました。(たしかに岡山は自然災害が比較的少ない土地ですが、日本列島で自然災害と無縁なんてことはないでしょう。)

また、それと関連して「“わからない”と不安になるけど、“知らない”状態なら不安にもならない」という指摘や、「“安全”は客観的なものか、それとも人が下す判断にすぎないのか」という論点も面白かったです。

最後に参加者に感想を尋ねたところ、「哲学って難しい印象があったけれど、こうして身近なことを話しながらできるのが新鮮で楽しかった」、「人によって“安心”の基準が違うなかで、どうやって共通の安全・安心の基盤をつくっていくかという点についても、もっと話してみたい」という感想をいただきました。
こういうテーマは自分が住んでいる街でこそ話し合う意義があるだろうので、今後も、折りに触れて防災に関連したテーマを取り上げていきたいです。


さて、岡山の城下ステーションで行う哲学カフェ、軌道にのってきたところですが、来月はお休みします。岩淵さんと新しい企画の実験をするためです。お許しください。
次回は5月。「愚痴」に関するテーマで開催の予定です。詳しい日程などは、後日、カフェフィロのメールマガジンやHPでお知らせします。お楽しみに。



2013/03/19

中之島哲学コレージュ/リビングウィルセミナー「脳死状態と診断されたら?」 参加者のご感想

こすがです。3月13日に開催された中之島哲学コレージュ/リビングウィルセミナー「脳死状態と診断されたら?」に参加された方々のご感想をいくつか紹介させていただきます。

「脳死の判定システムと死生観について考えさせられました」

「本日の課題は『むつかし』すぎて、意見は言えませんでした。デリケートな問題ですね。」

「脳死はむずかしいですね。自分の子供が脳死になったとき少なくとも体を切りきざまれたくないです。この悲しみはどこにぶつける?」

「脳死について、ある程度の理解を得られた」

「若い方の思いもよらなかった意見に驚きましたが色々なお話しをきけて、とてもよかったです。ありがとうございました。」

当日は悪天候のなか、20名の方々にお越しいただきました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

2013/03/18

哲学カフェ@サンナミジ→雑貨&貸しスペースナツホシ

二年半、哲学カフェを続けてきた京都のカフェサンナミジさんが、
「雑貨&貸しスペースナツホシ」として新しく生まれ変わりました!
これからも「哲学カフェ@ナツホシ」として継続します。

この哲学カフェでは、集まった人たちでテーマを決めて話し合う、というやり方を続けています。

 日 時 4月27日(土) 14:00−16:00
 場 所 雑貨&貸しスペースナツホシ(旧カフェサンナミジ http://sannamiji.com/access.html
 テーマ 当日参加者から募ります
 進行役 本間直樹(カフェフィロ)
 参加費 1,000円(ドリンクつき)
 交 通 阪急京都線大宮駅下車5分
 主 催 カフェフィロ、雑貨&貸しスペースナツホシ
 問合せ info@cafephilo.jp(担当:本間)
 備 考 予約は必要ありませんが、会場の都合上席数に限りがあります。
     進行役は変更されることがあります。

2013/03/17

理想と現実のギャップは埋めるべきか?

こんにちは、まつかわです。
先週の火曜日、3月12日の午前中は、グリーングラスの哲学カフェでした。
中学の卒業式と重なってしまい、参加者はちょっと少なめの7名。
テーマは、「理想と現実のギャップは埋めるべきか?」でした。

それぞれの「理想の家」や「理想の家族」を語りながら・・・

「理想は現実ではないものだから、理想と現実が一致するなんてありえない」
「ギャップを埋める必要はない。理想とするものがあることが幸せ」
「理想は現実を否定するになりかねない。理想に苦しめられることもある」
「理想と幸せはちがう。理想が適わなくても幸せでありうる」
「理想と“希望”や“願望”はちがうのではないか」
「理想は人それぞれちがうものか?それとも、みんなで共有できる理想もあるか?』

・・・といった意見、論点がでました。

私が特に面白いと思ったのは、「理想は未来にあるもの」という意見に対して出た二つの指摘。
一つは、「たとえば、震災によって喪失した家族や家をあとからふりかえって、あれが理想だと思うこともあるのでは」というもの。
もう一つは、「未来に近づくほど、理想とギャップがひらくこともある」というもの。どちらも考えたことない視点ですが、病気のときに「前みたいに動けるようになりたい」と思ってたこと、年齢を重ねるほど子どものころ思い描いていた「大人の私」から遠ざかる自分を思い起こし、なるほどなぁと思いました。

みなさんの対話でも問題になっていたとおり、理想が心の支えになることもあれば、理想と現実とのギャップに苦しめられることもある。理想との理想的なつきあい方って何だろう?と思いめぐらした回でした。



次回のグリグラ哲学カフェは、4月23日、神戸市北区子育て支援センターで10:30より開催の予定です。
特別な知識は不要。日常生活のなかでふと疑問におもった事柄について、みんなで話し合いながら考えます。
お母さんもお母さんでない方も、どうぞ気軽にご参加ください。

2013/03/15

中之島哲学コレージュ/アートと私たちを考える 特別編「〈劇場〉と暮らすこと」参加者のご感想

こすがです。3月8日に開催された中之島哲学コレージュ/アートと私たちを考える 特別編「〈劇場〉と暮らすこと」に参加された方々のご感想をいくつか紹介させていただきます。

「中之島哲学コレージュは初めて参加させていただきました。「演劇」というと、自分とは距離のあるものに感じるが、「日常は演劇」「考えること」と関連づけるとぐっと身近になりました。一度演劇WS参加してみたいです。」

「創る演劇は面白い。いっしょに考える事はこんな形もあると教えてもらいました。」

「WSを大学で扱うとこんなにもカタイ感じになるのかと思った。学生さんたくさんWSを体験して下さい。頭で考えるものではないと深く感じました。」

「昨年、シアタートラムで観たお芝居(ワークショップのつくられかた”4”)がとても良かったので、今日来てみました。その時のお芝居だけでなく、たくさんのワークショップをされてるという事で、”こんな劇場が大阪にあれば良いな”と思いました。」

「演劇は「見る―見られる」「始まる―終わる」だけで区切るものではないものだということが感想です。」

当日は31名の方々にご参加いただきました。ご参加いただいたみなさま、お疲れさまでした。

2013/03/12

3/24 びわこ哲学カフェ「忘れる」

おはようございます、まつかわです。
今日はグリグラの哲学カフェです。
ちょっと早く会場に着いたので、ストーブやお茶の準備などしながらまったりしていたところ、びわこ哲学カフェより次回開催のお知らせが届きました。



◾びわこ哲学カフェ

日時:3/24(日)15:00-17:00
場所:ギャルリーオー(http://gallery-o.net/  JR大津駅から徒歩9分)
テーマ:「忘れる」
参加費:無料(カフェでのワンドリンクオーダーにご協力下さい。
参加申し込み等詳細はHPをご覧ください。

ツイッター(@biwakophilocafe)で
事前に意見を募集しています。
当日ご参加できない方も、気軽にご意見をお寄せください。


主催:びわこ哲学カフェ(やまもと)


なんとシンプルなテーマでしょう。
ここでは何も言うまい。
どうぞふるってご参加ください。

2013/03/11

3/23 小金井哲学カフェ「人がすべきもの、機械がすべきもの」


こんにちは、まつかわです。
小金井哲学カフェより、次回開催のお知らせが届きました。



日時:3/23(土) 18:00-20:00

テーマ:「人がすべきもの、機械がすべきもの」

科学技術の発達で、様々な作業が機械で正確に効率よく行える時代になりました。
しかし、効率や精度の観点で好ましいからといって、単純に人から機械に置き換えるべきでないこともあるように思います。

今回は、さまざまな作業・行為における人間と機械の役割や意義について話し合ってみたいと思います。

場所:カフェ broom & bloom(東京都小金井市前原町3-40-20-106)
料金:無料(カフェで飲み物などのオーダーをお願いします)

主催:小金井哲学カフェ(はなの)



「機械がすべき」かどうかわかりませんが、うちの同居人は毎朝、わざわざちょっと寄り道してDyDoの自動販売機でコーヒーを買います。
爽やかな声で「いってらっしゃい」と行ってもらうために。
「いってらっしゃい」ぐらい私が言ってあげればいいのですが、どうも人間だとムラがあって、毎朝爽やかに・・・とはいかないもので。

さてはて、小金井哲学カフェではどんな話題がでてくるのでしょうか?
参加をご希望の方は、小金井哲学カフェのサイトからお申込ください。

2013/03/10

アンダー18てつがくカフェ@東京

U-18てつがくカフェ「震災についての対話リレー」
中学生、高校生のみなさん、あなたは今の生活や社会について、んなことを感じ、考えていますか。震災は、多くの人々の暮らしや人生観に大きな影響を与えました。あなたは、あなたの周りは、どうでしょうか。てつがくカフェは、私たちの身近にあるさまざまな問題について、リラックスして普段着の言葉で話し合い、共に考える場所です。同じ中高生同士で、震災について、復興について、日本の社会について、今あなたが考えたいことを自分たちの言葉で発信し、いっしょに考えてみませんか。
今回は、これまでに東北などで行われて来た震災についての中高生の対話の映像をみんなで鑑賞し、その後、参加してくれたみなさんとあらためて震災や震災後の生活について対話をします。



○日 時:3月30日(土)14:00~16:00
○対 象:中学生・高校生 ※13~18 歳の方は、どなたでもご参加いただけます。
※保護者や一般のかたの参加はご遠慮いただいております。
傍聴、見学についてはお問い合わせください。
○場 所:東京大学駒場キャンパス 18号館1階 メディアラボ2
○テーマ 「震災についての対話リレー:福島、宮城の中高生が考えたこと⇄東京の中高生が考えたいこと」
○進 行 高橋 綾(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター 招へい教員/カフェフィロ)
○備 考 参加費無料。定員20名。
下記申込先まで、(1)参加者の氏名、人数(2)年齢や学年、(以下可能であれば)連絡先、なにを通じてこのイベントをお知りになったかを記入の上、メールにてお申し込みください。
○共 催 震災後の生活や社会についてこどもたちと対話するプロジェクト、東京大学 共生のための国際哲学研究センター(UTCP)
○協 力 カフェフィロ
○申込、問合せ shinsai.kodomo@gmail.com震災後の生活や社会についてこどもたちと対話するプロジェクト)

本企画は公益財団法人博報児童教育振興会の児童教育実践についての研究助成事業からの助成を受けて行われます。

震災後の生活や社会についてこどもたちと対話するプロジェクトについて】
こどもとする哲学対話や哲学カフェに取り組んできたメンバーが震災後新たに始めたプロジェクトです。東北やそれ以外の地域のこどもや若者たちと震災後の生活や社会について対話することを行ったり、東北での対話を他地域のこどもたちにリレーすることを行います。





2013/03/09

報告:猫カフェでの哲学カフェ「猫の魅力とは?」

三浦です。
先月の11日に猫カフェ「Cats Gallery」にて「猫の魅力とは?」と題する哲学カフェを行ないました。
4月から新たに哲学カフェを行なう「カフェティグレ」もそうですが、Cats Galleryは後期の私の授業を受講していた学生が紹介してくれた場所です。お店側との交渉やチラシの作製も二人の学生が担ってくれました。

さて、「猫の魅力」として最初に出てきたのは「自由気まま」で「自立している」という点。猫は「群れを作らない性格」で、よって「猫っぽい性格の人は、孤独を愛せる人だ」という意見から、「プライドが高く」、「猫好きには芸術家が多い」という意見も出ました。いっぽう、忠犬ハチに代表されるように、犬は主人に付き従い(それに対して猫は家、つまりは場所につく)、群れを成すというように、猫と犬との対比もなされました。猫カフェの登場など猫に癒される人が多くなってきたのも、いわゆる高度成長期からずっと続いてきた「群れを成して、会社に忠誠を誓う犬的なマインド」から、長く続く不景気に「無縁社会」という言葉にも象徴される単身世帯の増加など、「孤独に生きざるをえない猫的なマインド」へと私たちの意識が変わってきたからかもしれません。

また、泥棒ネコにネコババ、負け犬や犬畜生など、日常の語彙に犬や猫が入り込んでいるという指摘から、ドラ息子やドラ猫の「ドラ」とはどういう意味なんだろうという疑問、そして犬は噛むのに対して猫は引っ掻くことから、ネコ娘など猫は女性に近しい(そういえば「キャッツ・アイ」という女性の怪盗が主人公のマンガもありました)という意見など、私たち人間と猫/犬の切っても切れない関係を示す考えも出ました。

そして、「そもそも私たちはどういうものに魅力を感じるのか?」という私の問いかけから、ブランド品や神秘的(ミステリアス)なものにひとは魅力を感じ、それに対してありきたりなものには「フェチ」という嗜癖が出てきたりもするというように、私たち人間自身に目を向ける意見も出て、最終的には猫の魅力とは「つかめそうでつかめない」ところ、「ほどほどの距離感を保つ」から猫に対しては「飽きが来ない」のだろうということを確認して二時間弱の対話を終えました。

Cats Galleryのオーナーさんが椙山女学園大学のOGということもあって、これからも好きなようにレンタルスペースを使わせていただけるということで、次回からは猫を題材とした(あるいは猫が主人公の)絵本や物語を導きの糸としながら対話を行なう「ネコトーーク」として続けていく予定です。

 
哲学カフェ終了後に隣接する猫カフェを眺める参加者たち
 Cats Galleryには10匹あまりの個性豊かな猫たちがいます
 

2013/03/07

4月からの名古屋での哲学カフェの予定

三浦です。
早いもので、大阪から名古屋に移り住んでもうすぐ一年になります。
最初は立ち呑み屋や串カツ屋が恋しかったりもしたのですが、いまではあんかけスパゲティーを週一で食べるなど、すっかりこちらの食文化にも慣れました。ただ、私にしては珍しく朝の連続テレビ小説を昨年秋からずっと観続けており、深層ではまだ大阪が恋しいのかもしれません。

さて、今更ながらという感じですが、ブログ発信を少しずつ強めていきたいと思います。

4月からは4つの場所で、哲学カフェなどの対話活動を展開していく予定です。

まず一つ目は、名古屋大学理学部内のカフェ「クレイグスカフェ」での哲学カフェ。
ここではこれまでに3回、愛知教育大の久保田さんと一緒に「哲学教育」をテーマにした哲学カフェを開いてきましたが、4月からも隔月ペースで続けていきます。

二つ目は、NHK文化センター名古屋教室での講座「ぼくらの哲学」での哲学カフェ。
ここも、昨年の秋から南山大の奥田さんと組んで「講義&カフェ」形式で、一般市民の方々との対話を行なってきましたが、4月からは「講義→カフェ→振り返り」形式にして、よりインタラクティブに行なっていきます。詳細は以下をご覧ください。

http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_813291.html

そして三つ目は、先月に初めて行なった猫カフェ「Cats Gallery」でのネコトーーク。
先月の報告をまだしていないのですが、初回の「猫の魅力とは?」に続けて、来月からは猫が主人公の絵本などを題材にして、猫を横で見ながらの対話を行なっていく予定です。とりあえず4月は13日の土曜日に『100万回生きたねこ』を読みます。

四つ目は、4月から伏見の「カフェティグレ」で新たに開始する「経済を問い直す」哲学&書評カフェのシリーズ。一回目は4月27日の土曜日に「お金とは何か」について考える哲学カフェを行ない、二回目は5月25日にカール・ポランニーの『経済の文明史』を取り上げる予定です。伏見は名古屋随一のビジネス街ということで、「経済」を中心テーマに据えることにしました。ちなみにカフェティグレの奥の室内はこんな感じです。


ティグレでの企画は、名大での哲学カフェに参加してくださっている安田さんという一般市民の方の発案が元になっています。したがって、進行も安田さんと二人で行なっていくことにしました。安田さんと企画を練っていく過程も、哲学カフェの参加者がいつのまにか企画者として能動的に関わるようになった例として興味深いかもしれませんので、このブログ内で随時紹介していければいいなと思っています。

2013/03/03

第2回てつがくカフェ@南相馬のご報告

こんにちは。つじです。

ちょっと遅くなりましたが、2/10におこなった、てつがくカフェ@南相馬のご報告です。

今回も、地元の方はもちろん、ボランティアで来られている方々も参加してくれました。
そして、前回に引き続き参加してくれた方が何人かおられたのも、とっても嬉しかったです。

てつがくカフェ終了後には、参加してくださった方がリコーダーのコンサートを開いてくださって、とっても素敵な時間を過ごすことができました。

参加された方の、印象に残った言葉です。
「この町のいいところは、なんにもないところ。」

これは、震災で何もかもを無くしてしまった、という意味ではありません。

生まれた時からこの町に住んでいるその人にとって、ずーっと昔から、のんびりしていて、都会のように便利なものがないところが、いいところ。

なんだか、忘れられない言葉です。