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2011/03/15

3/9 中之島哲学コレージュ「笑える悪口」参加者の感想

こんにちは、たかはしです。

 中之島哲学コレージュに参加された方の感想をこちらで紹介しようと思ったのですが、コレージュがあった3/9からわずか一週間の間に、大きな地震が起き、私たちの置かれている状況も大きく変化しました。
 まずは、今回の震災で被災された方、関係者の方にお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方、関係者の方にお悔やみを申し上げます。

 カフェフィロの仲間でも仙台や関東において被災した者がおり、てつがくかふぇ@せんだいの活動に関わってくれているみなさんも困難に直面されていると思われるため、カフェフィロとして何ができるのかを考えたいと思っています。
 今被災された方が必要とされているのは燃料、食料、衣料品、衛生用品など具体的なモノであると思いますが、それらが一刻もはやく、必要とされるみなさんに届くことを期待し、そのために行動することだけでなく、これまで我々が続けてきた「共に考える」営みがこうした状況で何らかの力を持つことがあればよい、あってほしい、と思っています。
 
なお、HPで告知されると思いますが、19日の東京哲学カフェは急遽取りやめになります。

さて、3/9の中之島哲学コレージュ「笑える悪口/悪口を笑う」に参加された方の感想です。
主催者としては、個性的な企画だったので、賛否両論含めみなさんの色々な意見が聞けてよかったと思っています。寒い中、一風変わった企画に足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました。

・笑いとは、悪口とは、がアイマイなまんまで全体的にふわふわしていたような気がしました。

最終的に笑える悪口が自虐しかないみたいなことになるのも・・・マジメ村かっ!(20代、男性)


・自分自身が作った悪口がただの悪口なんだなあ~と思いました。自分が笑う、あるいは笑わせるためにはテクニックだけでなく言葉の選び方も大切であると感じました。面白い企画でした。ありがとうございました。(30代、男性)


・隣の人がいなくなったと思ったら、アンケートに「笑えなかった」と書いてあった。理屈が先にたったら笑えない...かな?私も笑える例が出せなかったのだけれど....(40代、男性)


・人間関係を考えていく上で、作っていく上で、何かためになったきがします。笑いは自虐的なことを初めにする、ギリギリのところをかすめる、そこから生まれるのが腹から笑える笑いだと共感します。(30代、男性)


・悪口って何かを改めて考える機会になりました。直接言う表現の悪口しか思いつけない自分は余裕がないのか、頭に血がのぼっているのか、ごいがないのか、単純なのか...頭冷やして、ユーモア力を磨こう!と思いました。(30代、女性)


・自分はふだん思ったより悪口を言ってないなあと思った。

やさしい心をもっているとかじゃなくて、知性がたりないからだと思います。悪口には知性がとてもいる!!!

だいたいへらへらして話をずらしてやりすごしています。

いっぽうで、そんなつもりじゃないけど悪口になっていることもおおいのでいろいろあかんな とおもいました。

かしこくなりたいです。(20代、女性)


・自分がまず笑えたらいいやんっている考えがいいなと思いました。気軽で。裏にも少し書きましたが、また何かの機会に笑いのテーマで話される際にききたいことです。(30代、女性)


・お題に対する答えは自分のが一番おもしろいと思いました。(笑)

こんなに深く悪口と笑いについて分析するとは思わず興味深かったです。深いですね。

世代によっても考えが違うでしょうし、もっと若い人達が来て意見くれたらおもしろかったかもと思いました。(30代、女性)


・「笑える悪口」の笑えるラインはどこにあるのか、ということをみつけたいと思い、少し思い切った「悪口」をひろうしてみたのですが、思わぬ波紋にたじたじでした。でもとても勉強になりました。「悪口」の達人への道は遠い。(30代、女性)


・笑いに対してこんなに向き合っている集団はまれだと思うので、そのこと自体がおもしろいと思った。仕事の場では味わえないから貴重な経験でした。(20代、男性)