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2013/03/07

4月からの名古屋での哲学カフェの予定

三浦です。
早いもので、大阪から名古屋に移り住んでもうすぐ一年になります。
最初は立ち呑み屋や串カツ屋が恋しかったりもしたのですが、いまではあんかけスパゲティーを週一で食べるなど、すっかりこちらの食文化にも慣れました。ただ、私にしては珍しく朝の連続テレビ小説を昨年秋からずっと観続けており、深層ではまだ大阪が恋しいのかもしれません。

さて、今更ながらという感じですが、ブログ発信を少しずつ強めていきたいと思います。

4月からは4つの場所で、哲学カフェなどの対話活動を展開していく予定です。

まず一つ目は、名古屋大学理学部内のカフェ「クレイグスカフェ」での哲学カフェ。
ここではこれまでに3回、愛知教育大の久保田さんと一緒に「哲学教育」をテーマにした哲学カフェを開いてきましたが、4月からも隔月ペースで続けていきます。

二つ目は、NHK文化センター名古屋教室での講座「ぼくらの哲学」での哲学カフェ。
ここも、昨年の秋から南山大の奥田さんと組んで「講義&カフェ」形式で、一般市民の方々との対話を行なってきましたが、4月からは「講義→カフェ→振り返り」形式にして、よりインタラクティブに行なっていきます。詳細は以下をご覧ください。

http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_813291.html

そして三つ目は、先月に初めて行なった猫カフェ「Cats Gallery」でのネコトーーク。
先月の報告をまだしていないのですが、初回の「猫の魅力とは?」に続けて、来月からは猫が主人公の絵本などを題材にして、猫を横で見ながらの対話を行なっていく予定です。とりあえず4月は13日の土曜日に『100万回生きたねこ』を読みます。

四つ目は、4月から伏見の「カフェティグレ」で新たに開始する「経済を問い直す」哲学&書評カフェのシリーズ。一回目は4月27日の土曜日に「お金とは何か」について考える哲学カフェを行ない、二回目は5月25日にカール・ポランニーの『経済の文明史』を取り上げる予定です。伏見は名古屋随一のビジネス街ということで、「経済」を中心テーマに据えることにしました。ちなみにカフェティグレの奥の室内はこんな感じです。


ティグレでの企画は、名大での哲学カフェに参加してくださっている安田さんという一般市民の方の発案が元になっています。したがって、進行も安田さんと二人で行なっていくことにしました。安田さんと企画を練っていく過程も、哲学カフェの参加者がいつのまにか企画者として能動的に関わるようになった例として興味深いかもしれませんので、このブログ内で随時紹介していければいいなと思っています。