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2014/04/27

哲学カフェ「ひとりがいい?」

こんにちは、まつかわです。
今日は午後から岡山の医療関係者の方とやってる「ケアを考える会」に参加してきます。
その前に先日の哲学カフェについて報告をさらっとしておきましょう。

4月24日夜は、岡山大学城下ステーションで哲学カフェを開催しました。
進行役は、大阪の中之島哲学コレージュにもときどき登場してくださる、森本誠一さん。
シネマ哲学カフェの進行もされてますね。

この日はお仕事で岡山にいらっしゃるということで、せっかくなので、森本さんが考えたいテーマで進行役をお願いしました。
私も一参加者として対話を楽しみました。

正面奥が、森本さん。松川はめっちゃ考え込んでます。
久しぶりの平日開催ということで、何人くらい集まるかドキドキでしたが、岡山大学の先生や、職場が近いかたが集まってくださいました。児島からわざわざきてくださった方も・・・ありがとうございます!

「ひとり焼肉」など、ひとりで行動することについても話題にでましたが、より深い精神的な「独りでいること」につちてのやりとりに、より多くの時間が割かれたように思います。
結婚やパートナーをもつことの意味、自然のなかで一人で過ごす時間、人ごみや雑踏で感じること、贅沢な孤独とそうでない孤独、ひとりで病いとともに生きることの難しさ、死に向き合うこと・・・。
「ひとりでいたい」と思うときの「ひとりでいる」とはどういうことか。
「ひとりでいるのがツライ」と感じるときのそのツラさは何に起因しているのか。
さまざまな例や体験をもとに、考えました。

個人的には、「ひとりでいる限り、思考が何度も同じところに返ってきて、同じ思考を何度も繰り返してしまう。先に進めない」という言葉が、私とは全く別の経験から出された発言だったにも関わらず私自身の体験にも当てはまり、興味深かったです。
他者がいないと先に進めないということが、「ひとりでいること」と「他者とともにいること」のなにか本質的なちがいを表しているように感じました。

次回、城下ステーションの哲学カフェですが、まだ予定が決まってません。
ごめんなさい。
平日にするか休日にするか、ちょっと迷っています。
決まり次第、カフェフィロHPなどでお知らせします。