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2010/10/18

哲学カフェ「クジラを食べてもよいか?」

中之島哲学コレージュは、京阪なにわ橋駅構内で大阪大学が開催しているラボカフェの一シリーズ。
先週水曜は、「クジラを食べてもよいか?」というテーマで哲学カフェを開きました。


こんなふうに、本当に駅構内でやってます。
オープンなので、通りすがりに「なんだろう?」と覗いて、そのまま参加される方もちらほら。


アクセスがよいので色んな人が集まります。
この日も、20代でクジラを1度も食べたことがないという方もいれば、おそらく私の父と同じ世代の「クジラ大好き! 給食が懐かしい」という方も。
たった一つのテーマから、クジラを食べるのは日本文化といえるかどうか、環境問題、捕鯨とグローバル経済の関係など様々な問題が指摘されました。

最後にカフェマスターの本間さんが、進行役の森本さんに感想を尋ねると、
「捕鯨や鯨食について『文化の問題である』という声が予想以上に多くて驚きました」
とのこと。
参加したみなさんはいかがでしたか?
私は、様々な意見をきいて、父がうれしそうに「おばけ」を食卓に並べる姿を思い出し、文化や生態系の変化をどこまで受け入れるべきかどうか頭を悩ませました。

次回の中之島哲学コレージュは10月22日(金)。
何かと話題のホメオパシーから、「人が病み治るとはどういうことか」について考えます。
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