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2014/03/21

書評カフェ『就活のコノヤロー』

こんにちは、まつかわです。
報告遅くなりましたが、3月12日は三浦隆宏さんが久しぶりに中之島哲学コレージュに来てくださいました。
『就職のバカヤロー』の続編、『就活のコノヤロー』の書評カフェです。


いくつか論点がでましたが、個人的には「見た目も大事では?」という指摘と、「コネ入社についてどう思う?」という話が印象に残りました。

見た目の話は、今回取りあげられた本にはない論点として挙げられました。
私自身が体が小さくてリクルートスーツはともかくリクルートシューズが見つからないのをいいことに、早々に就活戦線にのることを諦めたという経緯もあって、。
実際、いまでも、(コンプレックスではありませんが)仕事をしていて不便だなぁと感じることがあります。

またコネ入社については、いわゆる「縁故採用」に限らず、バイトから正社員雇用など広い意味での「コネ」について話し合われました。
以前からバイトから正社員雇用が一番いい就職方法ではないかと思っていた私ですが、三浦さんが紹介してくれた学生さんの「いまのバイトはてっとり早くお金を稼ぐためにやっているから、そこに就職するのはありえない」という言葉に考えさせられました。
改めて、「てっとり早く稼ぐため」にしているわけではない自分の働き方について、「じゃあ、私はどうしてこの仕事をしているのだろう?」と問うきっかけをもらったような気がします。

次回の中之島哲学コレージュは、4月30日。
その場で参加者からテーマを募って話し合う「みんなの哲学3」を開催の予定です。
進行は、いつも会場スタッフをしてくださっている鈴木径一郎さん。
どうぞお楽しみに。

また、三浦さんには、来週3月24日(火)のテツドク!でもお会いできます。
ハンナ・アーレントの『イェルサレムのアイヒマン』を紹介してくださいます。
ひとりで読むのはなかなか難しい本だと思うので、ぜひ、この機会をお見逃しなく。