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2014/09/16

テツドク!『顔の現象学』(1):玉地さんより

おはようございます、まつかわです。
9月3日(水)にさする庵で開催したテツドク!について、本を紹介してくださった玉地さんより感想が届きました。


8月に久しぶりに甲子園に高校野球を観に行きました。例年と比べて涼しいといわれた今年の夏ですが
やはり夏です。暑いです。
たまらずビールを買いに行くとどこかで見た顔、そう春に阪神百貨店の阪神グッズ売り場で出会った人でした。
もちろん知り合いではありません。会ったのもその時1回きりです。
病院で勤めていた時からどうも私は人の顔に強くひかれると思っていましたが、さすがにこの件は自分でもびっくりしました。

そんな私が今回みなさんと一緒に考えたいと思ったテーマは「顔」です。
そして選んだテキストは鷲田清一氏の『顔の現象学』です。
1章だけでも充分2時間かかる本ですので、どうしても本の内容の紹介に時間がかかります。
だから参加者の皆さんからあまりお話をうかがえなかったのでは、もっと対話の時間をとれなかったのかと、終わってからいろいろと反省です。
次回はもう少し皆さんからのお話を出して頂けるように時間配分を考えたいと思います。

ところでつくづくそう思ったのは今回出てきた意見のどれもが私にとって面白く、考えが深まるきっかけになったからです。
テツドクは準備が大変ですが、その分今回のように参加者の皆さんから考えるヒントが沢山飛び交うと私自身が嬉しくなりそして元気になります。
だから次回もできるだけの準備をして、当日楽しるようにしておきたいと思います。宜しければ引き続きの、そしてはじめてのご参加をお待ちしています。

(玉地雅浩)


次回開催についての詳細は、こちらをご覧ください。

私もスタッフとして参加させていただいていますが、玉地さんから次々に繰り出される例と、みなさんのやりとりが刺激的で、やはり一人で読むのとはちがう楽しさがたくさんありました。
前回発見したけれど、まだまだ納得のいく答えまではたどりついていない問いもあります。
引き続きみなさんと一緒に「〈顔〉という現象」について考えるのを楽しみにしています。
(まつかわの感想はこちら