昨日は岡山大学城下ステーションの哲学カフェでした。
参加者は8名。
腹の立つ遅刻と腹が立たない遅刻はどうちがうか、物の処分の仕方や部屋の散らかり具合、正論を言われると腹が立つのはどうして?などなど。
身近な例をいくつも吟味していくうちに、怒りが思ってたより複雑なメカニズムや条件で生じていることが明らかになりました。
いくつかポイントをあげると・・・
・相手との価値観や常識のズレ(関係性の認識を含む)
・心身のコンディションによって怒りの沸点が変わる
・「正しくない」から怒るのか「傷つけられた」から怒るのか
・「怒る」は言動か感情か
・「怒る」ことの効用
・自分自身に対する怒り
・怒りと自我
私はどうも昔から怒りの反射神経が遅いのですが(怒ることが正しいかどうかを気にしているうちに怒るタイミングを逃しがち)、いろんな話をきいて、自分に対しても他者に対しても、「正しいかどうか」ではなく、「どう感じたか」という気持ちをもう少し大事にしてもいいのかなと思いました。
*哲学カフェ@城下ステーション、今後の予定*
10月12日(日)13:00-15:00「相談するとはどういうことか」
11月22日(土)13:00-15:00「お金の使い方」