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2015/12/18

自分らしいってどういうこと?グローバル化の影響?親切とおせっかい?

こんにちは、まつかわです。
前回の更新から間が空いてしまってすみません。
ここのところ、対話の内容が濃すぎて、報告を書くエネルギーが残っておりませんでした。
今夜からまた、こたつむりカフェ、どーなつカフェ、哲学カフェplusと3日間連続で対話三昧になるので、さくっと感想だけ書いておきましょう。


12月8日(火)
哲学カフェ「自分らしいってどういうこと?」
岡山市立高島公民館の「いまとこれから」という連続講座で、年に2回、哲学カフェの進行を務めさせていただいています。
「変わらないことが自分らしさか、自分らしさが変わることはあるのか?」、「他者からみた私らしさと、自分でおもう私らしさにズレが生じるのはなぜ?」といった論点について話し合いました。
面白かったのは、「みんな思春期に自分らしさについて悩んだりするよね?」という声に対して、意外とそうでもない人が多くて、悩んだ派が驚愕したこと。
それから、最後にでた「『真面目ですね』と言われて嫌だった」という体験談。
ある人にとっては褒め言葉であることが、別の人にとってはそうではないということをどう受け止めるか、みなさんの一生懸命語り合う姿が印象に残っています。

12月11日(金)
中之島哲学コレージュ「グローバル化の影響を考える」
1年に1回の恒例行事。日蘭学生会議のみなさんをゲストにお招きしました。
「国家間の緊張は私たちの社会に影響を与えるか?」と「少人数での国際交流に意味はあるか?」という2つの問いが用意されていましたが、前半で予想外の展開があり、後者について議論することはできませんでした。
個人的に後者の問いのほうが楽しみだったのでその点は残念でしたし、進行をした学生さんも大変そうでしたが、前半の問いの提示の仕方について賛否両論いろんな意見が参加者からでて、ある意味、非常に哲学的に刺激的な回となりました。
みなさんの議論をきいて、本当に問いたかった問いは、「国家間の緊張は私たちの社会に影響を与えるか?」というより、「国家間の緊張は私たちの社会に与える影響に与えるにもかかわらず、それを実感しにくいのはなぜか?」だったのかもしれないと思いました。




12月12日(土)
哲学カフェ はじめの一歩「親切とおせっかい」
武庫之荘哲学カフェにお招きいただき、哲学カフェに参加するのが初めての方のために、レクチャーをしたあと、実際に哲学カフェを体験していただきました。
「親切は良いもので、おせっかいは悪いものなのか?それとも、悪い親切や良い親切もあるのか?」という疑問からはじまり、初参加者の方が大多数のわりに活発な議論が展開されました。
印象深かったのは、「おせっかいをしてくれる人が好き」という意見。
「親切とは何か」「おせっかいとは何か」という答えのあり方の多様さだけでなく、話すほどに、「他の人と助け合わないと生きていけない」という実感が深まっていったことです。



なんかバタバタな報告ですみません。
さくっと感想だけといいつつこれだけ書くなら、少しずつ報告すればよいものを。。。
面白い対話ほど、書き出したら長くなってしまいそうで、 書き始めるのを躊躇してしまいます。悪い癖ですね。

それでは、こたつむりカフェにいってまいりま〜す。