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2010/11/07

老いカフェ

まつかわです。
11月3日(水)、文化の日、みなさんはどんなふうに過ごしましたか?
カフェフィロの西川勝さんと中岡成文さんとわたしは、
大阪ホスピス・在宅ケア研究会が主催する秋のフォーラムへ。

西川さん、中岡さんは大阪大学の先生として「老い甲斐」というテーマで講演。
私はカフェフィロの進行役として「老いカフェ」と進行役を務めてまいりました。
テーマは、「年を重ねることの歓び」。

テーマから、参加者の年齢層が偏るかな?と心配しましたが、
幅広い年齢層から50名以上の方にお越しいただきました。
なかには親子で参加される方も!

「定年したら毎日が日曜日。好きなことをできるのが楽しみ」
「定年退職したら、周囲との関わりがなくなるのではと不安」
「若いころはわからなかった繊細な味がわかるようになった」
「認知症になったらどうしよう」などなど。

老いを現在の問題として捉えている方、未来の不安や希望として語る方。
老いを身体的な変化として捉える方、周囲との関係の変化として捉える方。
どなたも老いを自分自身の問題として考え、率直な声を聞かせてくださいました。

講師のお二人のお話に対して参加者から感想が寄せられるだけでなく、
参加者の体験談や老いに対する思いや考えをきいて、
西川さん、中岡さんからさらに新たな思考が紡ぎ出される場面も・・・。

講演+対話というこの形式。
哲学カフェとはまたちがう進行のコツが必要になりますが、
今後も積極的に引き受けていきたいです。