ページ

2012/01/12

グリグラ哲学カフェ「どんなテーマでも哲学できる?」

まつかわです。
1月10日(月)のグリグラ哲学カフェのテーマは、「どんなテーマでも哲学できる?」でした。

哲学では、じっくり考えること、答えじゃなくプロセスが大事。
じゃあ、算数でじっくり考えるそのプロセスも哲学っていえる?
政治家が、選挙で当選するためにあれこれ策を練るのも哲学っていえる?
もしちがうとしたら、それはなぜ?


参加者は、すっかり哲学カフェの常連さんという5名。
「始業式で子どもが午前中でかえってくるから」という理由で参加者は少なめ。
でも、少人数だからこそ、いつもよりじっくり言葉を選びながら、ひとつひとつに立ち止まりながら対話することができました。

「考えること」以外に「哲学する」のに必要な条件は何だろう?と考えるうちに、
論点は「哲学するとはどういうことか?」に移ります。

「哲学すると、心に風穴が開く」
「いろんな考えを許容できるようになる(許容することと同意することは同じじゃない)」
「まだ耕していない畑が自分にあるんだ!という発見」
「追いつめられていない人間にとって、哲学は不必要なんじゃないかなぁ」
「哲学にとってはhungryであることが条件」

こうした言葉を聴くうちに、カフェフィロが「哲学」という概念のもとにみなさんに提供できることは何かについてヒントをもらったり、なぜ私は哲学がないと感じるのか理解できたような気がします。
参加してくださったみなさん、ありがとうございました。



次回のグリグラ哲学カフェは、3月13日(火)10:15~12:00。
神戸市北区子育て支援センターにて開催します。
お母さんもお母さんじゃない人も大歓迎。
どうぞ気軽にお越し下さい。
(進行役をしてくださる方も募集しています!)